献血しよう!◇まずは閑散期のお話から・・・ 世の中いろんな仕事がありますよね。 その中で私はカメラマンという仕事を選んだワケですが・・・ みなさんのお仕事には閑散期ってありますでしょうか。 私の場合、この記事を書いている8月が一年で一番暇な月です。 そんな中・・・ 先週、東京都赤十字血液センターからメールが届きました。 献血の協力を求めるメールです。 ◇ここ10年で献血者が激減! 大病院が集中している東京都内の医療機関では、 日々多くの「輸血用血液」が使用されているそうです。 輸血用血液製剤には有効期間があって、血小板製剤は4日、赤血球製剤は21日。 そして、この10年で10〜30代の献血者数が約90万人も減少している というデータがありました。 少子化ということを考えても90万人の減少はかなり残念な数字ですね。 いいニュースもありますよ! これは正直オドロキのニュースでした! ◇人の血液って作れないって聞いたけど・・・ なんと、将来、血小板の量産が可能になるというニュースです! 後頭部を殴られたくらいの衝撃でした。 だって、人間の血液の量産が可能になる時代がもう来ているってことですからね! 日経新聞8月7日の記事によると、国内16社が共同で体のあらゆる部分になることができる 万能細胞「 iPS細胞」を使って、血小板を量産できる技術を世界で初めて確立。 来年にも臨床試験を始め、2020年の承認を目指すそうです。 量産のめどが付いたのは血小板の血液製剤。 血液製剤は交通事故などの患者の外科手術などの止血用に使われます。 血小板の輸血は年間80万人受けているそうです。 iPS細胞を使って血小板を製造するコストは献血よりも安く、 4日しか持たない献血由来の血小板に比べてiPS細胞から作ると無菌化でき、 保存はなんと2週間! 薬剤エイズ事件やC型肝炎で問題になったウイルス感染のリスクも無くなります。 さて、だいぶ話がそれましたね。 東京都赤十字からのメールに戻ります。 メールがなんで私のところに来るかと申しますと、 年に数回、成分献血しているからなんです。 撮影が比較的ヒマになる 1月、3月、8月、12月は献血に協力するようにしています。 ◇成分献血とは? で、成分献血って何?ですよね。 献血には大きく分けて全血献血と成分献血がありまして・・・ 全血献血は400mlと200mlの血液中全ての成分の献血です。 次に成分献血。 成分献血には血小板成分献血と血漿成分献血があります。 成分採血装置で血小板や血漿という特定の成分を採血して、 残りの赤血球などを再び体内に戻すという方法です。 体内で回復に時間がかかる赤血球を戻すことで 身体への負担が軽いというメリットがあるんですね。 多くの血小板や血漿を献血できるという利点もあるようです。 ただ、全血献血よりちょっと時間がかかるという欠点があります。 仕事の合間に献血という方にはむきません。 で、私の場合、気がついたら献血回数 111回! 自分でも驚いています。 寒い時期や年末年始、夏休み中は血液が慢性的に不足するそうです。 ぜひ時間のある方は献血にご協力ください。 身体への負担が軽い成分献血がオススメです! さてさて、献血に何度か行くようになると、 「特定の患者さんのためにご協力ください」という依頼が来ることがあります。 白血球の型が一致しているなどの条件が合った患者さん用にお願いします ということのようです。 そんなときは、けっこうプレッシャーです。 献血日の体調を万全とまではいかないまでも、 少なくとも風邪などにならないように気を付けないといけません。 献血する患者さんが決まっているワケで、当日風邪だからとか体調が悪いとかで 行けないなんてできませんからね。 でも、逆に考えると二、三日前から早めに睡眠をとるとか、 食事に気を使ったりすることで、自分の健康にいいかもしれません。 定期的に献血することで身体に軽いストレスを与えることが 健康にはいいというデータもあるようです。 血小板献血のあと、身体は頑張って減った分を作ろうとします。 そういうトレーニングもありということでしょうか。 このあたりは諸説あるようです。 いろいろ説明が長くなってしまいましたが、少しは献血に興味を持って頂けたでしょうか。 ◇ 余談です 献血ルームのお話をさせていただきますね。 献血ルームでは様々なサービスを受けることができますよ! ドリンクは無料、献血後はお菓子、パン、チョコなどがもらえます。 いろんな雑誌も読めますよ。 献血者が減る時期は、ブランケット、 ボールペンなどの記念品のサービスもあります。 針が痛いんじゃないかとか、色々心配かもしれません。 痛みはチクっとするくらいで一瞬ですし、そんなに痛くありませんよ♪ ◇ 引用記事 日本経済新聞2017年8月7日有料会員限定記事 「献血頼らず輸血、iPSから血小板量産 国内16社」より 2017/08/15 |